9月25日(金)、気象庁が12月~2月の「寒候期予報」(冬の天候の見通し)を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説してます。
これによると、冬にかけて太平洋の海面水温が中・東部赤道域では低く西部熱帯域では高くなる「ラニーニャ現象」が発生しています。この影響で上空の偏西風は大陸上で平年より北を流れやすく、日本付近では南に蛇行します。このためシベリア高気圧は南東側への張り出しがやや強く、東日本以西に寒気がやや流れ込みやすくなります。
- 【平均気温】この冬は「ほぼ平年並み」です。去年が暖冬だったので油断をせず、暖房やストーブの点検、厚手のコートや冬用タイヤの準備など冬支度をお早めに。
- 【降水量】この冬は「ほぼ平年並み」です。関東の平野部では、いつもの冬らしく空気が乾燥します。
今年の冬は寒冬? 暖冬? どうなるラニーニャ現象続く冬(日直予報士 2020年09月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
ラニーニャ現象が冬にかけても続く可能性が高くなっています。ラニーニャ現象時の冬は、東日本から西で気温が低くなる傾向があります。今年の冬の天気や気温の傾向をまとめました。
天気予報を見るのが楽しくなる。雲がどのようにしてでき、雨となるのか。そしてその変化を予測する天気予報が、どのようにしてつくられているのか。天気と天気予報のことをわかりやすく解説します。毎日の天気予報の内容が、1段深く理解できるようになるはずです。
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見上げるたびに 空が楽しくなる。雲研究者が伝える雲との上手な付き合い方。荒木健太郎(あらきけんたろう)著。気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官。
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