3か月予報「【2月】スギ花粉の飛び始め早い、【3月・4月】今年も桜の開花順調 2024/2~2024/4

1月23日(火)、気象庁が2月~4月の3か月予報を発表しました。
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。

これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、期間の前半は「正のインド洋ダイポールモード現象」と「エルニーニョ現象」の影響で、積乱雲の発生がインド洋熱帯域の西部で多く東部からフィリピン付近は少なく日付変更線付近で多くなります。
そして上空の偏西風は日本付近で北に蛇行します。
また、冬季の風物詩「アリューシャン低気圧」は、やや東寄りに位置し平年に比べ日本付近への影響は小さく、「シベリア高気圧」の南東への張り出しが弱く、寒気の南下が弱くなります。
このため、日本付近は冬型の気圧配置は弱く、暖かい空気に覆われ、東日本、西日本、沖縄・奄美では、低気圧の影響を受けやすくなります。

以上の事から関東地方の気象傾向は次の通りです。

  • 【2月】冬型の気圧配置は平年より弱く、寒気の影響を受けにくい暖冬傾向です。平年同様に冬晴れの日が多く乾燥します。気温が高い故にスギの開花が早く、スギ花粉の飛び始めが早くなります。ただし、一時的な寒気と南岸低気圧の影響で、関東平野部でも雪が降ることもあり、寒暖差に注意が必要です。
  • 【3月】引き続き寒気の影響は弱く、平均気温は「並みか高く」、桜の開花は順調に進みます。一時的に冬型の気圧配置になる日もあるため「寒の戻り」にご注意ください。
  • 【4月】春らしい天気傾向で、天気は周期的に変化します。引き続き寒気の影響が弱く、平均気温は平年並みか高くなります。

3か月予報 平均気温は高めの傾向 例年より早くスギ花粉飛散の可能性(気象予報士 佐藤 匠 2024年01月23日) - 日本気象協会 tenki.jp
3か月予報 平均気温は高めの傾向 例年より早くスギ花粉飛散の可能性(気象予報士 佐藤 匠 2024年01月23日) - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁は今日23日、2月から4月にかけての3か月予報を発表しました。平均気温は春先にかけて高い傾向の予想で、福岡や東京では早ければ2月上旬にも花粉が飛び始めるかもしれません。

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