「月と火星が接近」2023/6/3

6月3日(月)の未明、下弦過ぎの細い月と火星が見かけ上近づき接近して見えます。

月の正午月齢は26です。
火星の等級は1.1等です。
月と火星の最接近は当日の5時40分でが、この時間は目視観察できません。
次に月と火星が見かけ上近づき接近して見えるのは7月2日(火)です。

【東京】
見頃は3時26分頃、東の低い高さの空ですが、当日は月の出頃の2時過ぎから夜明けまで観察できます。月と火星は天文薄明で見えなくなります。
引用画像は、6月3日の東京での3時26分頃の予想図です。

月が火星に接近(2024年6月) | 国立天文台(NAOJ)
月が火星に接近(2024年6月) | 国立天文台(NAOJ)
2024年6月3日に、6日に新月となる細い月が火星に約1.9度の離角月の視直径の5倍程度)まで近づきます。

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