3月25日(水)、気象庁が4月~6月の3か月予報を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説してます。
これによると、日本上空の偏西風は平年よりやや南を流れ、太平洋高気圧はフィリピン方面へ張り出し、北への張り出しは弱くなります。そのため梅雨前線の北上は遅くなります。
- 【4月】寒気の影響が少なく、関東地方の平均気温は平年並みか高くなり、4月に夏日になることがあります。3月14日に東京都心でスタートした桜前線は、4月中に北海道に達します。
- 【5月】高気圧と低気圧が日本付近を通過するので、天気は短い周期で変わります。関東地方の気温はほぼ平年並みです。
- 【6月】太平洋高気圧の北への張り出しは弱く、梅雨前線の北上は遅くなり、本州の梅雨入りが遅れます。
3か月予報 北中心に暖春 梅雨前線の北上は遅い傾向(日直予報士 2020年03月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
4月の平均気温は、北海道や東北で平年より高い予想です。平年では、5月は沖縄や奄美、九州南部で梅雨入り、6月は本州も雨の季節。今年は梅雨前線の北上は遅い傾向です。
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