4月23日(火)、気象庁が5月~7月の3か月予報を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。
平均気温は全国的に「高め傾向」で、早めに暑さに体を慣らす必要があります。
降水量は沖縄・奄美と西日本太平洋側を除き「平年並み」です。
これによると、予想される海洋と大気の特徴は、地球温暖化や終息に向かう「エルニーニョ現象」の影響で、全球で大気全体の温度が高い。特にインド洋熱帯域で海面水温が高く、積乱雲の発生はインド洋熱帯域で多くフィリピン付近は少ないです。
そして上空の偏西風は、日本付近ではほぼ平年の位置を流れます。
このため、太平洋高気圧の西への張り出しが強く、日本付近に南から暖かく湿った空気が流れ込み、日本付近は暖かい空気に覆われます。
以上の事から関東地方の気象傾向は次の通りです。
- 【5月】北日本を除き予想平均気温は「高い」高温傾向です。早い時期から季節を先取りする最高気温が25℃以上の「夏日」が頻発します。今年も早めに熱中症対策が必要です。春らしい天気傾向で、天気は周期的に変化します。高温傾向でも曇りや雨の日は予想最低気温が10℃程度の日があります。服装で調整してください。
- 【6月】前半は5月同様に、周期的に天気が変化します。梅雨前線の北上は平年並みで、関東の梅雨入りは平年並みです。梅雨の合間に「夏日」「真夏日」があります。「隠れ熱中症」にご注意ください。
- 【7月】暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発になり、梅雨末期は大雨に警戒が必要です。
3か月予報 ゴールデンウィークから熱中症対策 猛暑に備え 早めの「暑熱順化」を(気象予報士 石榑 亜紀子 2024年04月23日) - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁は今日23日、5月~7月にかけての3か月予報を発表。5月~7月にかけて、全国的に気温が平年よりも高い見込み。ゴールデンウィークも熱中症に警戒し、暑さ対策を。また、降水量は沖縄・奄美や西日本太平洋側で平年に比べて多くなる見込み。大雨にも注意。
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