3月9日(日)の夕方~未明、上弦過ぎの月と火星が見かけ上近づき接近して見えます。
月の正午月齢は9.1です。
火星の等級はマイナス0.1等です。
月と火星の最接近は翌日3月10日(日)9時8分ですが、この時間は観察できません。
次に月と火星が見かけ上近づき接近して見えるのは4月6日(日)です。
【東京】
見頃は19時頃、南東の空です。
当日は日没後の天文薄明から月と火星が沈む未明まで観察できます。月と火星は3時過ぎに北西に沈みます。
引用画像は、3月6日~3月9日の東京での19時頃の予想図です。
月が木星、火星に接近(2025年3月) | 国立天文台(NAOJ)
月は3月6日に木星(マイナス2.3等)と接近、8日、9日は火星(マイナス0.1等)に接近します。
恒星社厚生閣「火星ガイドブック」2018/7/20|小さな望遠鏡で観察しスケッチしていた先人の観測から現在の知見までを200余の写真、図表を配置し、オールカラーでコンパクトに解説。火星の四季、砂嵐、地形、火星探査の歴史、生命の存在可能性など火星の魅力を紹介した火星入門書。
誠文堂新光社 「火星の科学 ‐Guide to Mars-」2018/7/13|水、生命、そして人類移住計画 赤い惑星を最新研究で読み解く
三才ブックス「世界でいちばん素敵な月の教室」地球にいちばん近い星のこと、どれだけ知っていますか?お月さまが身近になる。「月はいつからあるの?」「月食ってなに?」「月に住める?」
誠文堂新光社「天文ガイド 2025年4月号」2025/3/5|16年ぶり「土星の環の消失」その原理と観測、中国製太陽望遠鏡・Sky-Watcher社「ヘリオスター 76Hα」、アトラス彗星(C/2024 G3)を追ってオーストラリア遠征、火星観測レポート、PHOTO GALLERY「最接近前後の火星をとらえた」、等
KADOKAWA「月刊星ナビ 2025年4月号」2025/3/5|16年ぶりに消失のシーズン到来「土星の環が消える」、太陽活動の極大続く「低緯度オーロラ出現 その色と物理」オーロラの謎、銀河中心に渦巻く巨大質量ブラックホール「予言から発見、直接撮像までの半世紀」、連載小説・瀬名秀明「オリオンと猫 野尻抱影と大佛次郎物語」第2回「三つ星のころ」、等