3月8日(土)15時9分、水星が太陽から最も離れる「東方最大離角」になります。
東方最大離角の前後の水星の高度は10度を超え、3月4日(火)~3月12日(水)の夕方は水星を目視観測しやすくなります。
この時期の水星の等級はマイナス0.7~0.4です。
引用画像の予想図にある通り、宵の明星「金星」が目安になります。
【東京】
見頃は18時9分~18時16分頃、西の低い空です。水星は、日没後の天文薄明から西に沈む19時過ぎまで観察できます。
引用画像は、3月8日前後の東京での日の入り30分後頃の予想図です。
水星が東方最大離角(2025年3月) | 国立天文台(NAOJ)
2025年3月8日に水星は東方最大離角となり、この日の前後には日の入り直後の西の低空で水星が見つけやすくなります
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