3か月予報「【8月】酷暑とゲリラ豪雨【9月】厳しい残暑【10月】秋の長雨」2022/8~2022/10

7月19日(火)、気象庁が8月~10月の3か月予報を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。

これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、ラニーニャ現象の影響で海面水温は太平洋赤道域中部から東部で低く太平洋熱帯域西部では高くなり、積乱雲の発生は太平洋赤道域の日付変更線付近で少なく、アジア大陸南部から日本の南で多くなります。これらの影響で、上空の偏西風はユーラシア大陸から日本の東にかけて平年より北を流れます。またチベット高気圧は北側に偏り、太平洋高気圧は北への張り出しが強くなります。

このため、全国的に温かい空気に覆われ、例年より暑い夏が続きます。
関東地方の傾向は次の通りです。

  • 【8月】太平洋高気圧の北への張り出しが強く、晴れる日が多く、真夏日と猛暑日が続きます。湿った空気が流れ込みやすく、雨雲や雷雲が発達しやすく、今年も局地的大雨(ゲリラ豪雨)に注意が必要です。
  • 【9月】気温は平年並みか高く、本格的な秋の訪れは遅く、厳しい残暑になります。
  • 【10月】湿った空気の影響で、降水量は平年並みか多くなります。降水量は平年並みか多くなる予想です。台風と秋雨前線による大雨にご注ください

3か月予報 秋の訪れはゆっくり 厳しい残暑  台風や秋雨前線による大雨も(気象予報士 青山 亜紀子 2022年07月20日) - 日本気象協会 tenki.jp
3か月予報 秋の訪れはゆっくり 厳しい残暑  台風や秋雨前線による大雨も(気象予報士 青山 亜紀子 2022年07月20日) - 日本気象協会 tenki.jp
きのう19日、気象庁は8月~10月の3か月予報を発表しました。立秋過ぎても気温が高く、厳しい残暑。台風や秋雨前線による大雨にも警戒が必要です。

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