「月と金星が接近」2025/5/24

5月24日(土)の未明~夜明け、下弦過ぎの細い月と金星が見かけ上近づき接近して見えます。

月の正午月齢は26.3です。
金星の等級はマイナス4.5等です。
月と金星の最接近は当日の4時20分ですが、この時間の金星は肉眼では観察できません。
次に月と金星が見かけ上近づき接近して見えるのは6月22日(日)です。

【東京】
見頃は3時30分頃、東の低い空です。
当日は月と金星が昇ってくる2時過ぎから、3時53分の夜明けまで観察できます。
引用画像は、5月23日と5月24日の東京での3時30分頃の予想図です。

月が土星、金星に接近(2025年5月) | 国立天文台(NAOJ)
月が土星、金星に接近(2025年5月) | 国立天文台(NAOJ)
4月中旬から5月に入った頃は金星よりも低い位置にあった土星は、5月下旬に向けて高度を上げ、5日頃には金星に並び、金星から離れていきます。細い月が、23日に土星に、24日に金星に接近して見えます。

スポンサーリンク

ニュートンムック「太陽と惑星」2024/9/2|最新観測が解き明かす太陽系のすべて、太陽系探査の最前線「太陽フレアがもたらす被害とオーロラ」「火星と金星で発見された新事実とは?」、有人宇宙探査はふたたび月そして火星へ「50年ぶりに月をめざすアルテミス計画」「人類初の有人火星着陸と移住への挑戦」、太陽系の彼方には何があるのか「未知の第9惑星は存在するのか?」「ボイジャーは太陽系をこえて旅をつづける

誠文堂新光社「新版 月と暮らす。: 月を知り、月のリズムで」2019/7/10|美しい月、月の居る風景写真とともに、月の満ち欠けと人との関わりを紐解きます。

三才ブックス「世界でいちばん素敵な月の教室」地球にいちばん近い星のこと、どれだけ知っていますか?お月さまが身近になる。「月はいつからあるの?」「月食ってなに?」「月に住める?」

誠文堂新光社「天文ガイド 2025年5月号」2025/4/4|「CP+2025」注目天文機材はこれだ!、「フィリピン・ルソン島」星空撮影行、太陽望遠鏡の「ダブルスタック化の新手法」、微光天体をサクサク撮影「HyperStar 6 v4」、等

KADOKAWA「月刊星ナビ 2025年5月号」2025/4/4|時間を操る「星景タイムラプス動画」、宇宙が届く「星のふるさと納税」、「CP+2025注目天文機材ピックアップ、「国産反射望遠鏡誕生100年」西村製作所と中村要の挑戦、連載小説・瀬名秀明「オリオンと猫 野尻抱影と大佛次郎物語」第3回「シリウスの名残り」、等