「木星の衛星の相互現象」ほしぞら情報 2014年11月(国立天文台)

11月23日(日)と11月30日(日)に、木星の衛星「ガニメデ」と「イオ」の見かけの位置が左右入れ替わる相互現象が観測できます。「ガニメデ」と「イオ」は4~5等級なので、望遠鏡がないと観測難です。

ほしぞら情報2014年11月 | 国立天文台NAOJ

木星の衛星の相互現象
木星には「ガリレオ衛星」と呼ばれる明るい4つの衛星があり、木星から軌道が近い順にイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストという名前がついています。 2014年8月から2015年8月にかけて、衛星が別の衛星に隠される現象や、衛星の影の中に別の衛星が入る現象が起こる時期となります。このような機会 は6年に一度訪れます。
11月に起こる現象のうち観察しやすい2つを紹介します。いずれも、ガリレオ衛星の中で最も大きいガニメデが、イオを完全に隠す現象です。望遠鏡を持っている方は、観察してみてはいかがでしょう。

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