10月25日(日)は、「十三夜」です。旧暦9月13日の月のことを「後(のち)の月」と呼びます。【東京】午後4時に東の空に現れ、翌26日午前4時までに西の空に移動します。
仙台市天文台 | 天文観測 | 天体観察ガイド「2015/10/25 十三夜」
旧暦の8月15日の「中秋の名月」は中国から伝わったもので、「中秋の名月」の頃には日本は9月でちょうど台風が多い時期に重なってしまいます。 名月を見られないことも多くあったため、旧暦の9月13日の月、つまり「十三夜」の月を見るという風習が日本独自に考え出されました。 「十三夜」は現在の暦ではたいてい10月となるため、秋晴れとなることが多く、月の輝きがとても美しくなる頃合です。 この時期に栗や豆が収穫されることから「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」と呼ばれることもあります。 地方によっては、「中秋の名月」か「十三夜」のどちらか一方でお月見をすることは「片月見」や「片見月」と呼び、 縁起が悪いとされることもあるようですので、晴れて両方の名月を楽しめることを期待しましょう。
十三夜に関するツイート
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