2月はりゅうこつ座の1等星「カノープス」が観測しやすい時期です。高台や高層ビルなど地平線が見える場所から観測できます。
【東京】方向は真南、高さは地平線の少し上です。この時期の東京での南中時刻は、2月1日は21時19分、2月11日は20時39分、2月21日は20時0分。
カノープスは、地球のスモッグや街明かりの影響で減光するので、想像以上に暗く赤く見えます。
代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)は、国立天文台ホームページの「今日のほしぞら」で調べることができます。
カノープスをみつけよう(2018年2月) | 国立天文台(NAOJ)
カノープスは全天で2番目に明るい1等星ですが、日本の多くの地域では、南の空の低い位置にあるため、なかなか見つけにくい星です。夜更け前にカノープスが南中する2月は観察のチャンスです。
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