3か月予報「【3月】春の訪れが早い【4月~5月】晴れの日が多い」2021/3~2021/5

2月24日(水)、気象庁が3月~5月の3か月予報を発表しました。ニュースリリース
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説してます。

これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、太平洋の海面水温は西部熱帯域では高く積乱雲の発生が多くなります。これらの影響により、上空の偏西風は中国大陸上では平年より北を流れやすく、日本付近ではやや南に蛇行するものの、平年より北を流れます。

このため全国的に暖かい空気に覆われやすくなり、気温は高温傾向で平年よりも春の訪れが早くなります。

  • 【3月】西高東低の冬型の気圧配置は現れにくく、低気圧の影響を受けやすくなります。平年に比べて晴れる日が少なく、降水量は平年並みか多くなります。また寒気の影響を受けにくく平均気温は「高く」なります。
  • 【4月~5月】天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多くなります。

今年の夏も厳しい暑さ 梅雨の時期は大雨のおそれも 春から夏の長期予報(日直予報士 2021年02月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
今年の夏も厳しい暑さ 梅雨の時期は大雨のおそれも 春から夏の長期予報(日直予報士 2021年02月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
この先、気温は高い傾向が続き、全国的に春の訪れが早くなりそうです。その後、梅雨にかけては、平年と同じような季節の進み方になりますが、梅雨前線の活動は活発になりやすい予想で、降水量は平年より多くなるでしょう。夏にかけて、気温は高温傾向で、今年の夏も厳しい暑さが予想されます。

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