3か月予報「【1~2月】真冬の寒さ【3月】桜の開花は順調も寒の戻りに注意」2022/1~2022/3

12月24日(金)、気象庁が来年1月~3月の3か月予報を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。

これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、ラニーニャ現象の影響で海面水温は太平洋赤道域中部から東部で低く、太平洋熱帯域西部では高くなり、積乱雲の発生はインドネシア付近で多くなります。これらの影響で、上空の偏西風はユーラシア大陸東部で北に、日本付近で南に蛇行します。またシベリア高気圧は南東側への張り出しがやや強く、西日本以西に寒気が流れ込みやすく、北日本は冬型の気圧配置が弱くなります。平年同様、1月と2月は南岸低気圧の影響を受けやすくなります。

関東の傾向は次の通りです。

  • 【1~2月】冬型の気圧配置の影響で、晴れの日が多く乾燥します。寒波の影響で真冬らしい寒さになります。
  • 【3月】平年と同様に天気は数日の周期で変わります。寒さがようやく解消し、桜の開花は順調に進みます。一時的に冬型の気圧配置になる日もあるため、「寒の戻り」にご注意ください。

新年も西日本ほど寒気強まる ラニーニャ現象が影響か 3か月予報(気象予報士 木村 雅洋 2021年12月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
新年も西日本ほど寒気強まる ラニーニャ現象が影響か 3か月予報(気象予報士 木村 雅洋 2021年12月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
24日、気象庁はこの先3か月(1月~3月)の天候を発表しました。この先もラニーニャ現象が続く可能性が高く、西日本を中心に寒気の影響を受けやすい見込みです。引き続き大雪や厳しい寒さに注意が必要です。

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