1月21日(火)、気象庁が2月~3月の3か月予報を発表しました。
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。
2月は低温傾向ですが、3月以降はは一転して高温傾向です。
これによると、予想される大気の特徴は、ラニーニャ現象の影響は弱まり、上空の偏西風は期間前半は日本付近でやや南に蛇行するが、期間後半は平年と同じ位置を流れます。
また、冬季の風物詩「アリューシャン低気圧」は平年より弱く、期間後半は寒気の影響を受けにくいです。
以上の事から関東地方の気象傾向は次の通りです。
- 【2月】まだ寒気の影響を受け全国的に平均気温は「平年並み」の寒冬が続きます。西高東低の冬型の気圧配置が続き、周期的に強い寒気が南下し、真冬の寒さが続きます。予想降水量は「平年並み」で、冬晴れの日が多く空気が乾燥します。風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス等の感染症対策を励行ください。
- 【3月】冬型の気圧配置が弱くなり、寒気の影響を受けにくくなります。平均気温は「高い」で3月は高温傾向です。春の訪れは早く、桜の開花は順調に進みます。しかし「三寒四温」が続き、一時的に寒気の影響を受けることがあります。「寒の戻り」にご注意ください。
- 【4月】春らしい天気傾向で、天気は周期的に変化します。引き続き寒気の影響が弱く、平均気温は「平年並みか高い」です。
3月到来とともに一気に春本番か 雨雪少ない 花粉に敏感な方は早めの対策を 3か月(気象予報士 石榑 亜紀子)
気象庁は今日21日、2月から4月までの3か月予報を発表。気温は全国的に高く、特に3月は一気に春本番の暖かさか。日本海側の雪は少ない傾向で、太平洋側も雨の日が少ない見込み。晴れて空気の乾燥する日が多く、花粉飛散しやすい条件。花粉に敏感な方はなるべく早めの対策を。
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