3月24日(水)、気象庁が4月~6月の3か月予報を発表しました。解説資料
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説してます。
これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、太平洋の海面水温は西部熱帯域では高く積乱雲の発生が多くなります。
これらの影響により、上空の偏西風は中国大陸上では平年より北を流れやすく、日本付近ではやや南に蛇行するものの、平年より北を流れます。
このため全国的に暖かい空気に覆われやすくなり、気温は高温傾向で平年よりも高く推移します。
- 【4月】春らしい天気傾向で、天候は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多くなります。気温は高温傾向で、季節を先取りする暖かな日が多くなります。
- 【5月】4月同様、周期的に天気が変化します。最高気温が25度くらいになる日があり、初夏の陽気になります。
- 【6月】平年に比べ曇りや雨の日が多くなります。活発な梅雨前線の影響で、梅雨時期の降水量は平年並か多くなります。
3か月予報 この先も季節先取りの暖かさ 梅雨は降水量多い(日直予報士 2021年03月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
最新の3か月予報によりますと、この先も気温は高い傾向で、季節の進み方は早いでしょう。梅雨の時期は、東日本や西日本を中心に、平年よりも降水量が多い予想で、災害への備えも必要です。
天気予報を見るのが楽しくなる。雲がどのようにしてでき、雨となるのか。そしてその変化を予測する天気予報が、どのようにしてつくられているのか。天気と天気予報のことをわかりやすく解説します。毎日の天気予報の内容が、1段深く理解できるようになるはずです。
大雪が降ったり、台風がやってきたり…。日々の天気は、私たちの生活とは切っても切れないことがらです。天気の変化は、どうしておきるのでしょうか?
もくもく、きらきら、どよどよ。空で出会った不思議なあの子、知れば知るほど好きになる。豊富な写真と理論から雲の実態に迫っていく、雲研究者の雲愛が溢れるラブレター。荒木健太郎(あらきけんたろう)著。気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官。
見上げるたびに 空が楽しくなる。雲研究者が伝える雲との上手な付き合い方。荒木健太郎(あらきけんたろう)著。気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官。