3か月予報「【4月】高温傾向【5月】初夏の陽気【6月】降水量多い」2021/4~2021/6

3月24日(水)、気象庁が4月~6月の3か月予報を発表しました。解説資料
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説してます。

これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、太平洋の海面水温は西部熱帯域では高く積乱雲の発生が多くなります。
これらの影響により、上空の偏西風は中国大陸上では平年より北を流れやすく、日本付近ではやや南に蛇行するものの、平年より北を流れます。
このため全国的に暖かい空気に覆われやすくなり、気温は高温傾向で平年よりも高く推移します。

  • 【4月】春らしい天気傾向で、天候は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多くなります。気温は高温傾向で、季節を先取りする暖かな日が多くなります。
  • 【5月】4月同様、周期的に天気が変化します。最高気温が25度くらいになる日があり、初夏の陽気になります。
  • 【6月】平年に比べ曇りや雨の日が多くなります。活発な梅雨前線の影響で、梅雨時期の降水量は平年並か多くなります。

3か月予報 この先も季節先取りの暖かさ 梅雨は降水量多い(日直予報士 2021年03月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
3か月予報 この先も季節先取りの暖かさ 梅雨は降水量多い(日直予報士 2021年03月24日) - 日本気象協会 tenki.jp
最新の3か月予報によりますと、この先も気温は高い傾向で、季節の進み方は早いでしょう。梅雨の時期は、東日本や西日本を中心に、平年よりも降水量が多い予想で、災害への備えも必要です。

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