3か月予報「【8月】猛暑と酷暑【9月・10月】残暑厳しい」2023/8~2023/10

7月25日(火)、気象庁が8月~10月の3か月予報を発表しました。
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しました。

これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、特に熱帯・亜熱帯域では顕著に高くなります。
正のインド洋ダイポールモード現象の発生により、積乱雲の発生がフィリピン付近から西部太平洋赤道域にかけて多く、太平洋高気圧が日本の南で西へ張り出します。
また、エルニーニョ現象の影響により、偏西風は平年よりやや南寄りを流れ、本州付近ではその影響を受けます。
これらの影響で、全国的に暖かい空気に覆われやすく、また、北・東・西日本では、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすく、前線や気圧の谷の影響を受けやすくなります。

このため関東地方の気象傾向は次の通りです。

  • 【8月】晴れる日が多く、ほぼ真夏日と猛暑日になります。また、湿った空気が流れ込むことで、積乱雲が発達しやすく、局地的大雨(ゲリラ豪雨)に注意が必要です。
  • 【9月】気温は平年並みか高く、本格的な秋の訪れは遅くなり、厳しい残暑になります。
  • 【10月】気温が平年より高く、残暑が続きます。

9月・10月は、台風と秋雨前線による大雨にご注意ください。

3か月 猛暑は長丁場か 9・10月残暑厳しい 降水量多い所も 台風の動向にも注意(気象予報士 石榑 亜紀子 2023年07月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
3か月 猛暑は長丁場か 9・10月残暑厳しい 降水量多い所も 台風の動向にも注意(気象予報士 石榑 亜紀子 2023年07月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
きょう25日、気象庁はこの先の3か月予報を発表。今年の猛暑は長丁場となりそう。10月にかけて残暑厳しく、秋が待ち遠しく感じられそうです。降水量は平年に比べて、8月は北日本を中心に多く、9月は東、西日本で多い予想です。特に9月は台風に伴う大雨にも注意が必要です。

スポンサーリンク

小沢かな+荒木健太郎「BLUE MOMENT ブルーモーメント Vol.1」集中豪雨、河川氾濫、台風……。命を守るために、出来ることは、やるべきことは……!?知恵と知識で気象災害から命を守れ!気象災害に立ち向かう本格ドラマ!

KADOKAWA「すごすぎる天気の図鑑 雲の超図鑑」荒木健太郎|あの「すごすぎる天気の図鑑」シリーズから、雲が主役の図鑑が登場!雲に関するトリビアを詰め込んだ図鑑です!これまでにない超詳しい雲の分類チャートに、いろんな雲の写真がいっぱい!そして「十種雲形」新キャラクターが一挙登場!

KADOKAWA「もっとすごすぎる天気の図鑑 空のふしぎがすべてわかる!」荒木健太郎|日本でいちばん有名な気象学者・雲研究者・映画「天気の子」気象監修。25万部突破のベストセラー「すごすぎる天気の図鑑」がも~っと詳しく、さらに濃くなった第2弾!

KADOKAWA「空のふしぎがすべてわかる!すごすぎる天気の図鑑」荒木健太郎|映画「天気の子」気象監修がおくる、空前絶後の気象の話!