5月20日(火)、気象庁が6月～8月の3か月予報を発表しました。
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。
全国的に暖かい空気に覆われやすく、今年も「猛暑」が予想されます。
これによると、予想される大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、上空の偏西風は平年より北の位置を流れやすく、チベット高気圧は平年に比べ北側で強くなります。
太平洋高気圧は平年に比べ日本の南で西への張り出しが強く、本州付近を中心に暖かく湿った空気が流れ込みます。
これらのことから、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、梅雨前線の活動が活発になります。
以上の事から関東地方の気象傾向は次の通りです。
- 【6月】予想平均気温は「平年より高い」です。梅雨前線の北上は平年並みで、関東の梅雨入りのタイミングは平年並みです。梅雨前線の活動が活発になります。大雨にご注意ください。梅雨の合間に「夏日」「真夏日」があります。「隠れ熱中症」にご注意ください。
- 【7月】予想平均気温は「平年より高い」です。暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨末期は大雨に警戒が必要です。梅雨の期間中から気温、湿度ともに高いため、熱中症リスク大です。
- 【8月】予想平均気温は「平年より高い」です。暖かい空気に覆われ、今年も猛暑になります。「真夏日」だけでなく気温が35℃を超える「酷暑日」が頻発します。熱中症対策だけでなく、局地的大雨（ゲリラ豪雨）にも注意が必要です。
この夏も全国的に猛暑に警戒 梅雨前線が活発となり大雨のおそれ 3か月予報(気象予報士 福冨 里香) - tenki.jp
この先3か月(6月～8月)の天候の見通しです。全国的に平均気温は高く、この夏も全国的に猛暑となるでしょう。また、西日本・東日本では降水量が平年並みか多い予想のため、梅雨時の大雨と熱中症に注意が必要です。
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