国立天文台 | ほしぞら情報2013年11月「アイソン彗星のうごき」

今日11月22日~3日間は、アイソン彗星観測に適しています。その後は、高度を下げ地平線に沈みます。東の方向の淡く光る星です。6時前(日の出前)の東の空で見つけましょう。

国立天文台 | ほしぞら情報2013年11月「アイソン彗星のうごき」

Screenshot of www.nao.ac.jp

アイソン彗星(C/2012 S1(ISON))は、11月29日に太陽に最も近づきます(近日点通過)。順調に明るくなれば、11月下旬には約1等級の明るさに達すると予想されています(6月現在)。 11月下旬頃のアイソン彗星は、太陽に近く日の出前の東の低空に見えるため、東の空が開けた場所での観察が必要になります。 彗星の位置は日々移動しますが、近日点通過の前後3日ほどは太陽に近く観察が難しくなります。 近日点通過の数日後、12月に入ってからは、再び日の出前の東の空に姿を現すようになります。 各地でのアイソン彗星の夜空での位置は、国立天文台 暦計算室の「今日のほしぞら」で調べることができます。また、日の出の時刻・方角や、月齢は「今日のこよみ」で確認することができます。

スポンサーリンク