2月はカノープスが観測しやすい時期です。方向は真南、高さは地平線の少し上で、目視観測できます。この時期、東京での南中時刻は、2月1日は21時21分、2月11日は20時41分、2月21日は20時02分。高台や高層ビルなど地平線が見える場所から観測できます。カノープスは、全天で2番目に明るい星ですが、地球のスモッグや街明かりの影響で減光するので、想像以上に暗く赤く見えます。
代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)は、国立天文台ホームページの「今日のほしぞら」で調べることができます。
カノープスを見つけよう
りゅうこつ座の1等星カノープスが見つけやすい時期です。よく晴れた夜に、南の空が開けた場所で、冬の大三角やおおいぬ座のシリウスを目印にして、南の地平線すれすれに姿を現すカノープスを探してみましょう。
国立天文台ホームページ「今日のほしぞら」
国立天文台 天文情報センター 暦計算室 こよみに関するさまざまな情報を提供しています
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