6月3日(月)の未明、下弦過ぎの細い月と火星が見かけ上近づき接近して見えます。
月の正午月齢は26です。
火星の等級は1.1等です。
月と火星の最接近は当日の5時40分でが、この時間は目視観察できません。
次に月と火星が見かけ上近づき接近して見えるのは7月2日(火)です。
【東京】
見頃は3時26分頃、東の低い高さの空ですが、当日は月の出頃の2時過ぎから夜明けまで観察できます。月と火星は天文薄明で見えなくなります。
引用画像は、6月3日の東京での3時26分頃の予想図です。
月が火星に接近(2024年6月) | 国立天文台(NAOJ)
2024年6月3日に、6日に新月となる細い月が火星に約1.9度の離角月の視直径の5倍程度)まで近づきます。
恒星社厚生閣「火星ガイドブック」2018/7/20|小さな望遠鏡で観察しスケッチしていた先人の観測から現在の知見までを200余の写真、図表を配置し、オールカラーでコンパクトに解説。火星の四季、砂嵐、地形、火星探査の歴史、生命の存在可能性など火星の魅力を紹介した火星入門書。
組立式天体望遠鏡「天体望遠鏡ウルトラムーン」学研プラス|2020/10/22|明るく見やすいレンズで、月のクレーターまでくっきり見える天体望遠鏡キット。宇宙への興味を育むガイドブックつきで、初めての望遠鏡に最適。ガイドブック監修は渡部潤一(国立天文台)。【ご注意】キットに三脚は含まれません。
誠文堂新光社「天文ガイド 2024年7月号」2024/6/5|特集:日本各地で観測できた「低緯度オーロラ」、国立天文台長・土居守さんインタビュー、満天の星に出会える星空キャンプ場を求めて「奥会津 昭和の森キャンプ場」 キャンプ場で天体観測、メキシコ、アメリカ、カナダを横断「4月8日の皆既日食リポート」、等
KADOKAWA「月刊星ナビ 2024年7月号」2024/6/5|綴じ込み特別付録「星空未来チェックノート」、特集:一度は見たいS級天文現象全制覇「星空人生100年計画」、当事者が追想する軌道計算「SL9木星衝突から30年」、人工天体撮影 虎の巻 第四巻「ISS待ち伏せ撮影と画像処理」、火星衛星探査ミッション映像化 上坂浩光監督「MMX」を語る、等