2月20日(火)、気象庁が3月~5月の3か月予報と夏の暖候期予報を発表しました。
これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。
これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、「エルニーニョ現象」の影響で、太平洋赤道域の中部とインド洋熱帯域で海面水温が高く、積乱雲の発生はインド洋熱帯域で多くフィリピン付近は少なくなります。そして上空の偏西風は、平年よりやや南を流れます。
このため、日本付近に南から暖かく湿った空気が流れ込みやすく、日本付近は暖かい空気に覆われやすくなります。
以上の事から関東地方の気象傾向は次の通りです。
- 【3月】寒気の影響は弱く、気温は「平年並み」で、桜の開花は順調に進みます。ただし昨年のような記録的な早期開花ラッシュにはなりません。晴れの日が多く乾燥し、晴れた日は花粉が多く飛びます。なお高温傾向でも一時的に寒気の影響を受けることがあるので「寒の戻り」にご注意ください。
- 【4月】春らしい天気傾向で、天気は周期的に変化します。引き続き平均気温は「平年並み」です。今年も桜前線は4月中に札幌に到達します。
- 【5月】4月同様に、周期的に天気が変化します。季節を先取りする「夏日」になる暑い日があります。今年も早めに熱中症対策が必要です。
この夏も全国的に猛暑か 春から熱中症警戒 西ほど梅雨の大雨注意(気象予報士 石榑 亜紀子 2024年02月20日) - 日本気象協会 tenki.jp
今日20日は、気象庁からこの先の3か月予報と夏の暖候期予報が発表。今夏も全国的に気温が高く、「猛暑」となる可能性があります。春の終わりから気温が高く、早めの熱中症対策が必要です。梅雨時期の降水量は、沖縄・奄美や西日本の太平洋側で平年並みか多く、大雨災害に注意。
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