3か月予報「【12月】師走らしい寒さ【1~2月】ほぼ平年並みで寒冬」2020/12~2021/2

11月25日(水)、気象庁が来月12月~来年2月の3か月予報を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説してます。

これによると、上空の偏西風は大陸上で平年より北を流れやすく、日本付近では南に蛇行するため、シベリア高気圧が南東側に張り出しやすくなり、西日本以南に寒気が流れ込みやすくなります。
このため、12月の気温は平年並みで、師走らしい寒さになります。

  • 【12月】次第に冬型の気圧配置がやや強くなり、関東地方は冬晴れの日が多く、平均気温は「ほぼ平年並み」です。去年が暖冬だったので、今年は本格的な冬の寒さ「寒冬」になります。
  • 【1月】冬型の気圧配置が強くなり、寒気が流れ込みやすくなります。晴れる日が多いですが、冷たい北風が吹く日が多くなります。1月も寒気の影響を受け平均気温は「ほぼ平年並み」です。
  • 【2月】冬型の気圧配置がさらに強まり、晴れる日が多く、平均気温は「ほぼ平年並み」です。

太平洋の海面水温が中・東部赤道域では低く、西部熱帯域では高い「ラニーニャ現象」が発生しており、長期化する見込みです。
ラニーニャ現象が発生するとその影響で、関東地方の冬の気温が低くなる傾向があります。

今冬の寒さと雪の見通し ラニーニャ現象続き 西まわりで寒気流入か(日直予報士 2020年11月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
今冬の寒さと雪の見通し ラニーニャ現象続き 西まわりで寒気流入か(日直予報士 2020年11月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
冬にかけてもラニーニャ現象が続く予想です。偏西風は日本付近で南に蛇行しやすく、西まわりで寒気が流れ込みやすい時期がありそうです。今冬(12月~2月)の天候と気温の見通しです。

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